こんにちは。
「青葉通一番町駅」「大町西公園駅」から徒歩7分の歯科医院、仙台一番町やながわ歯科医院です。
突然ですが、みなさんのお口の中に、銀歯はありますか?
実は「日本人の70%以上の方のお口に銀歯がある」というデータもあるほど、銀歯は日本では一般的な補綴物(ほてつぶつ)として広く浸透しています。
しかし、この銀歯について「身体に良くない」や「寿命がある」といった話を耳にしたことはありませんか?
実際のところ、銀歯とはどのようなものなのでしょうか。
今回はその秘密に迫ってみたいと思います。
そもそも銀歯とは?
銀歯とは、主にむし歯治療や歯の修復に使われる金属の詰め物や被せ物のことを指します。
一般的に銀ではなく、金と銀、銅などとパラジウムなどの合金として知られる材料で作られています。
銀歯の特徴
①耐久性が高い
銀歯は非常に頑丈で、長期間使用することができます。
②治療費が抑えられる
保険適用内で治療が可能なため、ほかの素材に比べて比較的安価です。
③適用範囲が広い
奥歯など、噛む力がかかる部位にも適しています。
健康への影響があるってホント?
銀歯に関しては「身体に良くない」といった意見もありますが、現在の研究では、適切に使用された場合、健康に悪影響を及ぼすことは少ないとされています。
ただし、金属アレルギーのある方は使用できません。
銀歯の寿命はどのくらい?
使用状況や口腔環境によりますが、銀歯の寿命はおおよそ5~7年、10年以上持つことも多い素材です。
しかし、摩耗や劣化により、再治療が必要になる場合もあります。
さらに、外からは見えないだけで、銀歯の中でむし歯が再発していることもあります。
定期検診で入念にチェックしてもらうことが大切です。
また、銀歯は比較的長持ちする素材ではありますが、以下のような場合はお早めに歯科を受診してください。
☑銀歯が取れた
☑銀歯に痛みがある
☑銀歯が欠けた
☑歯ぐきが黒ずんできた
☑銀歯が変色した
銀歯のデメリット
銀歯には、デメリットもあります。
二次むし歯を防ぎ、お口を健やかに保つことを考えた場合、また審美面でもこだわりたい場合などは、ほかの素材も検討してみると良いでしょう。
\お口へ、身体へ……/
①銀歯が溶け出す
銀歯に使用されている合金は、金属イオンが溶け出しやすいという特徴を持ち、長年使用しているうちに変形が起こります。
すると銀歯と歯の間に隙間ができ、そこからむし歯菌が侵襲しやすくなるため、むし歯が再発しやすくなります。
また金属であるため、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
\どうしても目立ちます/
②審美的な問題
やはり見た目のインパクトにより、審美性が著しく損なわれます。
また、金属イオンが歯ぐきに溶けだすことで、メタルタトゥーといって歯ぐきが黒ずむ現象が起こります。
こちらも問題視される方も多く、銀歯を避けられる一つの要因となっています。
銀歯に代わる高機能な素材があります
仙台一番町やながわ歯科では人工のダイヤモンドといわれるほど非常に強度に優れた素材、ジルコニアを取り扱っています。
また、ジルコニアの表面にセラミックを焼き付けて天然歯に近い美しさを表現したジルコニアセラミックのご用意もございます。
どちらもメタルフリー素材のため、金属の溶け出しもなく、身体への親和性も高い安心できる素材です。
自費診療にはなりますが、銀歯にお悩みの場合は一考していただく価値のある素材です。
当院が扱う詰め物・被せ物の素材はこちら
まとめ
銀歯は保険診療で使用できる素材であるため、「価格を抑えられ、また丈夫で長持ちする」といったメリットがある一方、「自費診療の素材と比べると、機能面でも審美面でも劣る」といったことをご理解いただけましたでしょうか。
むし歯の治療で詰め物・被せ物を選択する際は、ぜひ参考にされてください。
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